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本帖最后由 chinee1987 于 2022-11-27 19:03 编辑
Member: 高松美砂絵, 中村美樹子, 林万理子, 木村里香, 川村由美
这篇文章是さくらさくら资深ファン写的,关于她们デビュー前后的感想
さくらさくらは金沢ではデビュー前からすでに有名で、ヤマハポピュラーソングコンテスト(通称ポプコン) の全国大会で賞を獲ったりしていて、そろそろデビューするなんて噂もあったし、テレビなんかでもその姿を見ることがあってね。バンドを始めたばかりの中学生だった俺にとって、とても気になる存在でした。彼女たちのライヴを初めて観たのは何かのイベントの野外ライヴで、俺は中3だったかなあ。たくさんの地元バンドが出演するイベントの大トリにさくらさくらが登場したのです。それまでも地元の実力派バンドたちの演奏に充分刺激を受けていたはずなんだけど、さくらさくらの圧倒的な存在感の前に、他のバンドのことなんかすっかり忘れてしまった。
女性バンドとは思えないほどのかなりハードな音像に、抜群の歌唱力のヴォーカル。ライヴパフォーマンスも堂々としていて、実にカッコ良かった。また、みんな美人でねえ。そんなのすぐにファンになっちゃうよね。それにしても、今思うとあのころの彼女たちはまだ10代後半だったんじゃないか。中心メンバーは俺の5歳上だったから、いっててもハタチぐらいだろう。いや、凄い。あの日初めて当時の代表曲『Believe』を聴いた時の衝撃を今でも覚えてるし、あの日のミッコさん(中村美樹子・ギター)のクールな佇まいは今も目に浮かぶ。凛としててね、ほんとにキレイだったんだよ。
高校に入ってから本格的にバンドを始めた俺は、メンバーたちとも知り合って、さくらさくら主催のライヴに出してもらったり、ご飯に連れて行ってもらったりと、仲良くしてもらってたんだけど、ステージでのクールな姿とは打ってかわって面白いお姉さんたちでね。スタジオなんかでバカ話に付き合ってもらって嬉しかったなあ。もちろんバンドに対する姿勢は真剣そのもので、ずいぶん刺激を受けたものです。いっぱいアドバイスをもらったし……リハーサルを見させてもらった時も、演奏自体もそうだけど、音の迫力に本当に驚かされた。ライヴの初めに「ジャーン!」とバンドが一斉に音を出したりするでしょ? さくらさくらのそれは、体が後ろに押されるかのような迫力でね。あの迫力はバンドの一体感があってこそ出せるもので、小手先のテクニックだけじゃ絶対に出せない。俺が今でも一音の迫力にこだわるのは、間違いなく彼女たちの影響です。
さくらさくらと知り合って一年ぐらいしたころ、彼女たちはデビューのためについに上京。それから2年後(だったと思う)の91年にデビューするんだけど、デビューアルバムの内容は、俺の知ってるさくらさくらではなかった。たしかに美砂絵さん(高松美砂絵)の歌声が聴こえるけども、ハードロックと呼んでもよかった迫力のある楽曲はなくなり、ずいぶんポップになっている。元々キャッチーな要素もたくさんあったバンドだけど、この変わりようは……と驚いた。ジャケット写真もなんだかアイドル風だし……。さくらさくらはどちらかといえばクール&ビューティーだったと思うんだけど。そして、俺の知る限り、名曲Believeも含めアマチュア時代の曲は収録されておらず、しかも、デビューシングル はメンバーの作ではなく、『メリーアン』や『翼の折れたエンジェル』で知られる高橋研さんの作詞作曲。いや、良い曲だったんだけど、さくらさくらっぽくないし、Believeよりも良い曲だとも思わなかったんだよね。もちろん、ただの一ファンの意見だし、プロフェッショナルたちは違う意見だったんだろう。バンドの音楽性が変わるなんてよくあること、と割り切ればいいんだろうけど……やっぱりショックでした。ただ、ライヴを観に行ったら以前と変わらない迫力で、当然なんだけど、アマチュア時代よりもさらに完成度が高くなっててね。彼女たちに追いつき追い越すことを目標にしていた俺は、ますます開く大きな差を見せられて、ちょっと凹んだ(笑)。でも、気に入っていなかったアルバムからの楽曲も、以前ほどではないにせよかなりロックしてたし、やっぱりロックバンドじゃん! って嬉しくなったのを覚えてる。
さくらさくらには熱心なファンがいたと記憶しているけど、残念ながら大ヒットすることなく、二枚のアルバムを残して解散。個人的には、もっともっと成功してもおかしくないぐらいのポテンシャルを持っていたと思っているし、ライヴでのロック度の高さがアルバムにもっと反映されていたらどうだったろう、と今でも思ってしまう。大きなお世話かな。
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