【女王蜂のフーガ readymade Mix 2008】
Remixed by 小西康陽
1970年公開の東映映画「三匹の牝蜂」(和田アキ子出演)の劇中挿入歌としてのみ発表され、今まで全くレコード化もCD化もされなかった幻の作品。今回、この楽曲を小西康陽がリミックス。オリジナルのレトロな雰囲気を残しつつも今日的なグルーヴ溢れるトラックにリメイクした。オリジナル音源もモノラル!で収録。
【夜明けのうた feat.一青窈】
Produced by 武部聡志
オリジナルは1961年にリリースされた岸洋子による作品であるが、1991年に和田アキ子本人が歌っている映像を一青さんがYouTubeで観て感動し「アッコさんとデュエットするなら是非とも!」とこの「夜明けのうた」をリクエストし実現した渾身の一作。日本を代表するヴォーカリスト2人のお互いの個性を尊重しつつ見事の融合させた武部聡志のプロデュースの下、聴き応えのある楽曲に仕上がっている。
【かっこいいブーガルー feat.横山剣(クレイジーケンバンド)】
Produced by 小西康陽
2003年に「ルンバでブンブン」他の楽曲提供した横山 剣のアッコさんへのシンパシィは相当なものでこのデビュー40周年記念アルバムでは、遂に本格的なデュエットで競演。元々この楽曲は2001年にリリースされたCKBのアルバム「肉体関係」、シングル「せぷてんばぁ」のカップリングに収録された渚ようこさんとのデュエットナンバーで今回「剣とアキコ」ヴァージョンとして新たにカヴァー。しかもプロデュースは小西康陽という豪華なキャスティング。因みにアルバムのオープニングを飾るジングル「イイネ!わだ家!イイネ!」も横山からアッコさんへの愛情溢れるプレゼント。
【時の波 feat.Reggae Disco Rockers】
Produced by Reggae Disco Rockers
Reggae Disco Rockersは、80年代後期からレゲエシーンでDJとして活躍しているトラックメイカーの高宮紀徹を中心に、TETSUNIQUES/川上つよしと彼のムードメイカーズ でも活躍する西内徹(Sax & Flute)、多数のアーティストの作品にフィーチャーされる人気ヴォーカリスト有坂美香、そして新メンバーとして弱冠22歳ながら、いぶし銀のようなプレイで各方面で引っ張りだこのギタリスト、小林洋太が加わり、合計4名で構成されたレゲエバンド。今回提供された楽曲もスウィートなレゲエのリズムにアッコさんのヴォーカルを見事に融合させ、アッコさんの新しい一面を確立したこのアルバムにおいて欠かせない一曲となった。
【素直になりたい feat. SEAMO】
Produced by SEAMO & tearbridge production
もはや芸能界のみならず日本の「ゴッドねぇちゃん」として君臨するアッコさんの実はなかなか言えない女性としての可愛らしい本音の一面に焦点を当てたSEAMOならではの作品。アッコさん初のラップ披露もあり、そのグルーヴ感は必聴もの。SEAMOの最新シングル「MOTHER」(5/7発売)にC/WとしてSEAMOヴァージョンも収録される。
【Mother's Kiss feat.東風】
Mother's Kiss feat.東風
東風は沖縄出身の東風平高根(こちひらたかね)を中心に結成されたユニットで今回提供された楽曲「MOTHER’S KISS」は既存の注射器の問題を解決する針が存在しない革新的な無針注射システム「MOTHER'S KISS SYSTEM」を国や企業を超えて広く周知させるための組織として設立された 「MOTHERS' KISS FOUNDATION」(エイズ基金や人道支援団体に支援を行うことを目的とし、様々な機関への認知拡大に努めています)のイメージソングとして作られたもの。この主旨にアッコさんが賛同し東風とのデュエットとして制作しアルバムに収録する事となった。
【たどりついたらいつも雨ふり feat.鈴木ヒロミツ(THE MOPS)】
Produced by 小西康陽
「モップス」は、当時グループサウンズブームの後半期、数あるグループの中でも最もロック色を強く打ち出し、数多くの熱狂的なファンを獲得し、その後のアーティスト、バンドに多大な影響を与えたGSと言うよりは「バンド」のパイオニア的存在。この楽曲は、1972年にこれまた音楽界に革命的なブームを起こしていた吉田拓郎が提供した楽曲で彼等「モップス」の最大のヒット曲となった。残念ながら昨年他界したこのバンドのヴォーカリストであった鈴木ヒロミツに対してアッコさんからのリスペクトを込めての「モップス」オリジナル音源に小西康陽が新に楽器ダビングを加えリミックスし、時空を超えてヒロミツさんとのデュエットが実現。
【永遠が見える場所】
Produced by Jovette Rivera & Joey Carbone
Joey Carboneは、スマップ、Kat-tun、パフィー、土屋アンナ等のアーティストへ楽曲提供や、日本のCM、イベント、映画音楽など20年近く手掛ける音楽プロデューサー。 この「永遠が見える場所」では総勢17名編成でのコーラスを収録。元祖「リズム&ブルースに女王」アッコさんのヴォーカルとの融合でまるでゴスペルを聴いているような仕上がりになっている。
【ゴールデンタイム】
Produced by 馬飼野康二
2007年リリースされたシングル曲。‘70年代の和製リズム&ブルースの名曲「古い日記」を彷彿とさせるキャッチーでゴキゲンなナンバー。作編曲は、その「古い日記」を手がけた歌謡界の重鎮、馬飼野康二が担当。リズム&ブルース、歌謡曲、流行歌の美味しいところを全部取りしたソウル歌謡の傑作。過去に「古い日記」以外にも「雨のサタデー」「だってしょうがないじゃない」などのヒット曲を和田アキ子に提供している馬飼野康二だけに彼女の声の良さを熟知した曲作りはまさに職人芸。もちろんお約束の「HA!!」もたくさん登場する。そしてカラオケでも歌いたくなるメロディーの親しみやすさもこの曲の大きな魅力のひとつ。愛知県の某小学校では小学生の間で、この曲の替え歌が愛唱されている。
【メリー・ジェーン feat.Sam Moore】
Produced by Joey Carbone
もはや説明の必要のない程のスタンダードナンバー。1971年につのだ☆ひろの歌唱により大ヒットしたディスコチークタイムの定番曲。Sam Mooreは、デイブ・プレイターとフロリダで出会って「Sam & Dave」を61年に結成。デビュー当初は話題にならなかったが、67年にリリースされたプロデューサー兼ソングライターのアイザック・ヘイズによるナンバー「Hold On! I'm Comin'」で大ブレイク。その後、ブルース・ブラザーズなどでカバーされた「Soul Man」、や「I thank you」など、ダブル・ダイナマイトの異名にふさわしいダイナミックなボーカル・スタイルでソウルフルなナンバーを世に送り出した。今年72才のソウルレジェンド Sam MOOREと「リズム&ブルースに女王」アッコさんの夢の競演は日本とL.Aでインターネットで音源データをやり取りする方法で制作。そのデータには、デビュー40周年を祝うSamのメッセージ音声も入っていて、それを聞いたアッコさんも思わず喜び感激したという場面があった。
【明日より昨日より】
Produced by Hiroshi Nakamura(i-dep)
ナカムラヒロシは、世界的な規模で活躍を見せるクラブジャズユニットi-depの中心人物で、同じくi-depでヴォーカルを務めるCanaと共に結成したスペシャルユニットSOTTE BOSSE(名前使用不可)のJ-POPの名曲をボサノヴァ、ジャズでカバーしたアルバムが大ヒットし注目を集めた今最も旬なクリーエイターである。今回の参加にあたりナカムラは強くバラードの楽曲提供を希望。 元々プロデューサー松林の意向はバラードではなかったが実は、ナカムラは夢の中でもアッコさんの楽曲依頼を受けバラードを制作して大ヒット!松林の要請を受けた時にそのシーンが蘇り、絶対バラードを作りたいと直訴したという裏話もある。実際その仕上がりは壮大なメロディに普遍的なテーマを唄いあげたアッコさんならではの一曲となった。